1.概要
リトラトーム(Litoratome)は、組織切片を作製するための回転式ミクロトームの一種で、特に樹脂包埋した硬い試料(プラスチック包埋標本)を薄切するために使用。一般的なパラフィン用ミクロトームよりも強固で、硬いブロックを安定して薄切できる構造が特徴。

2.特性
• 切片厚設定範囲:0〜120µm(最小0.25µm刻み) 0〜5µmは0.25µm刻み、5〜10µmは0.5µm刻みなど細かく調整可能。
• 送り精度:最小0.25µm マイクロステッピングモーターによる電子制御で高精度。
• リトラクション機能(1〜-50µmで設定可) 戻り時に試料を自動で避け、刃の損耗や切片傷を低減。
• オートリバイス機能(+30〜-30µm調整可) 厚さ設定変更時やナイフ移動時に自動補正。
• 滑走方式:SF級クロスドローラーベアリング 軽快で安定した滑走を実現。

*オプションとしてエレクトロフリーズ MC-802C
(ステージを−25℃まで1℃刻みで冷却)を導入しており、凍結切片作成可能。

3.設置場所
第1研究棟動物実験室(I-121)

4.提出書類
出張・実験実施計画書

5.装置担当者、連絡先
鈴木 実 suzuki.minoru.3x*kyoto-u.ac.jp (*→@)

    エレクトロフリーズ MC-802C